ธงผืนหนึ่งที่หายไปจากโกเรียวคาคุ
A1 · History
1869年[ねん]5月[がつ]、箱館[はこだて]の朝[あさ]です。 若い[わかい]兵士[へいし]が、五稜郭[ごりょうかく]の門[もん]の近く[ちかく]に来[き]ました。 いつも見える[みえる]旗[はた]が、今日[きょう]はありません。 「旗[はた]はどこですか」 兵士[へいし]は心配[しんぱい]しました。風[かぜ]で飛び[とび]ましたか。敵[てき]が取り[とり]ましたか。
五稜[ごりょう]郭[かく]の中[なか]で、榎本武揚[えのもとたけあき]たちは話し[はなし]ていました。 食べ物[たべもの]は少なく[すくなく]、けがをした人[ひと]もたくさんいました。 「もう戦え[たたかえ]ません。降参[こうさん]します」と、榎本武揚[えのもとたけあき]が言い[いい]ました。
そのあと、兵士[へいし]たちは旗[はた]を下ろし[おろし]ました。 だれも旗[はた]を盗み[ぬすみ]ませんでした。 戦い[たたかい]を終える[おえる]ためです。
兵士[へいし]は悲しく[かなしく]なりました。でも、少し[すこし]安心[あんしん]しました。 もう人[ひと]が死な[しな]ないからです。
兵士[へいし]は旗[はた]のない空[そら]を見[み]て、門[もん]を静か[しずか]に開け[あけ]ました。 この日[ひ]、五稜郭[ごりょうかく]の戦い[たたかい]は終わり[おわり]ました。