Den bunnløse tønnen som ble gitt til havmonsteret
A1 · Myths & Legends
夜[よる]の海[うみ]は、暗く[くらく]て静か[しずか]です。太郎[たろう]は小さな[ちいさな]船[ふね]にいます。魚[さかな]を町[まち]へ持っ[もっ]て帰り[かえり]ます。魚[さかな]を売っ[うっ]て、家族[かぞく]のごはんを買い[かい]ます。
海[うみ]から大きな[おおきな]黒い[くろい]頭[あたま]が出[で]てきます。それは海坊主[うみぼうず]です。「樽[そん]を一[ひと]つ、くれ」
太郎[たろう]はこわくなります。船[ふね]には樽[そん]が二[ふた]つあります。一[ひと]つは魚[さかな]の樽[たる]です。もう一[ひと]つは古い[ふるい]樽[たる]です。古い[ふるい]樽[たる]には底[そこ]がありません。
「早く[はやく]、樽[そん]をくれ!」太郎[たろう]は古い[ふるい]樽[たる]を渡し[わたし]ます。
海坊主[うみぼうず]は樽[そん]に海[うみ]の水[みず]を入れ[いれ]ます。でも、水[みず]は底[そこ]から出[で]ます。船[ふね]に水[みず]が入り[はいり]ません。海坊主[うみぼうず]はまた水[みず]を入れ[いれ]ます。でも、また出[で]ます。海坊主[うみぼうず]は何度[なんど]も水[みず]を入れ[いれ]ます。
朝[あさ]になると、海坊主[うみぼうず]は海[うみ]へ帰り[かえり]ます。太郎[たろう]の船[ふね]は沈み[しずみ]ません。魚[さかな]もあります。
太郎[たろう]は町[まち]へ帰り[かえり]ます。家族[かぞく]は魚[さかな]を見[み]て、笑い[わらい]ます。太郎[たろう]も笑い[わらい]ます。底[そこ]のない樽[たる]を見[み]て、「ありがとう」と言い[いい]ます。