電車が村に到着するまであと15分。ローサのボイスメッセージは、二人の間で返信されないままチャット欄に残っている。ルシアはそれを4回聴いた。彼女は録音ボタンを押す。
Part 4: Fui yo
Lucía finally breaks the silence left by Rosa's voice note, and Carmen's two-word confession — 'fui yo' — opens the most painful exchange of the series: small admissions, long gaps, and a 'no sé por qué' that holds three lost years inside it.
電車が村に到着するまであと15分。ローサのボイスメッセージは、二人の間で返信されないままチャット欄に残っている。ルシアはそれを4回聴いた。彼女は録音ボタンを押す。
カルメンはそれを聴く。彼女はもう一度再生する。携帯電話を膝の上に上向きに置き、長い間、廊下の天井を見つめる。
私だった。
電車の中で、ルシアはその二言を読む。彼女は携帯電話を座席の上に置く。窓の外を見る。畑は茶色く、空は白い。彼女は再び携帯電話を手に取る。
わかった。
カルメンは「わかった」という文字を見る。彼女はそれを凝視する。文字を打ち込む。言葉が違う。それを消す。また打ち直す。
あなたが行くって、私が言ったの。
みんなに。
ルシアの手は震えている。彼女はその言葉を見る。3回読み返す。彼女の降りる駅は、もうすぐそこだ。
どうして?
カルメンはその問いを読む。彼女は動かない。廊下には誰もいない。部屋の中ではローサが息をしている。外では光がオレンジ色に変わっていく。カルメンは11分間、「どうして?」という文字を見つめる。
わからない。
どうしてだか、わからない。
電車が止まる。ルシアは動かない。他の乗客たちが降りていく。一人の男性が大丈夫かと尋ねる。彼女は「はい」と答える。

カルメンはその写真を見る。彼女はそのプラットホームを知っている。これまでに100回はそこに立ったことがある。彼女はプラスチックの椅子から立ち上がる。そしてまた座る。
病院は小さいよ。
通りは白い。木が一本。ドアは青いよ。
ルシアは道案内を読む。白い通り。一本の木。青いドア。彼女はバッグを手に取る。駅の外へと歩き出す。
今向かってる。
カルメンの画面が明るくなる。彼女はそれを読む。ルシアのメッセージの下に2つの青いチェックマークが現れる。カルメンは返信を打たない。彼女は動かない。両手で携帯電話を握りしめ、廊下の窓から青いドアを見つめる。彼女は待っている。何を待っているのか、自分でもわからずに。
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